【夢と金】20代のあなたが今、圧倒的な努力をしないといけない世の中の残酷な真実
書籍
2023年4月23日
こんにちは、ゆうきです。
久しぶりに良書を見つけたので、共有します。
それは、キンコン西野さんの新刊『夢と金』です。
読んでみた感想として、
「この本読みやすいなぁ〜えっ!?例え話うまっ!参考になるぅ〜」
です。
というのもビジネス書って、難しい話が多くて眠くなりませんか?
眠くなる原因って、本の内容が難しいからだと思います。
眠くなると本を閉じちゃいますよね。
一回閉じた本って読み返すことあります?
ぼくの場合、その本の存在すら忘れます。
文章を読むのがめんどくさいぼくらを、
ワクワクさせる本って100冊あって1冊くらいじゃないですかね?(個人的な感覚)
今回紹介する『夢と金』は、上位1%の本。間違いないです。
前置きが長くなりましたが、『夢と金』を読んだぼくなりの解釈をどうぞ。
以下、ぼくがグッときた内容をまとめました。
※ぼくのアウトプットです。
- ・日本の自殺率・犯罪率が高いのは、生活の困窮が原因であること
- ・お金の使い方を学び、富裕層の性格・欲求を理解する必要性
- ・高値で商品を購入してもらう方法として、顧客の満足ラインを把握し、「技術以外の何か」を提供すること
- ・応援したくなる人にお金を払いたいというファン心理を理解すること
- ・顧客をファン化させるスキルが重要であり、目的地と現在地を常に公開すること
- ・サービス・商品に戦略的に「不便さ」を取り入れること
- ・NFTの性質とデジタルデータの所有権、ウォレットの存在、コミュニティが必要であること
上記を深掘りします。
日本の自殺率・犯罪率が高いのは、生活の困窮が原因であること
日本の自殺率は、世界から見て非常に高い。
原因は、「生活の困窮」とのこと。
上記の事実を何十年も子供に教えてこなかったから、お金が原因で「人が命を落とす」ことになる。
アクションプラン
お金を正しく理解し、人に教える
お金の使い方を学び、富裕層の性格・欲求を理解する必要性
富裕層がお金を出してくれるから、ぼくたちは安く商品・サービスを受けられる。
逆に言えば、富裕層向けのサービスがなければ、ぼくたちが払えるお金は少なく選択肢の少ない人生になってしまう。
富裕層は、ぼくたちとは違う次元で生きている、という理解。
アクションプラン
お金の使い方を学び、富裕層の性格・欲求を理解
高値で商品を購入してもらう方法として、顧客の満足ラインを把握し、「技術以外の何か」を提供すること
日本の技術は、世界トップクラス。
喜ばしいことだが、喜んではいられない事実が、この本に書かれている。
現代において、機能が優れているのは当たり前化、されている。
にも関わらず、より優れてた機能を搭載した商品で勝負する戦略は、お金と時間の無駄だ。
ならどうすればいいのか?
答えは、見出しの通りで「技術以外の何か」を提供する必要がある。
西野さんは、「機能」でなく「意味」を売れ、と言います。
「意味」ってなんだよ←これについて解説
「意味」とは、「価値」のことです。
単に機能性だけでなく、顧客の価値観やライフスタイルに寄り添う形で提供することが大事です。
例えば、あるスニーカーが優れた機能性を持っているだけでなく、環境に優しい素材を使用しているというストーリーや、特定の社会的な運動と連携しているという背景を強調することで、購入者にとってそのスニーカーが持つ意味が大きくなります。
意味を売ることで、その商品やサービスに共感し、感情的なつながりやブランドへの忠誠心を築くことができます。
アクションプラン
商品やサービスを提供する際、顧客の満足ラインを把握し、技術以外の価値を提供
応援したくなる人にお金を払いたいというファン心理を理解すること
「意味」を売るにつながるが、「誰から」買うかも同じくらい重要になってくる。
それをこの本では、「ファン心理」と呼んでいる。
ファンは、「安く買いたい人」じゃない
ファンは、応援したい人
出典:夢と金 | 西野 亮廣
ここで質問です。
あなたの友人がラーメン屋を経営しているとします。
友人が経営しているラーメン屋(A屋)の向かい側にも同じくラーメン屋(B屋)があります。
A屋とB屋のラーメン自体の味は変わりません。
しかし、B屋の一杯700円のラーメンに対してA屋は900円のラーメンを提供しています。
さて、あなたが行くのはどっちのラーメン屋ですか?
多くの人は、A屋に行くはずです。
なぜなら、A屋は友人が経営しているラーメン屋であり、そこには「誰から」買うかという要素が働いているからです。
ファン心理とは、単に商品やサービスの価格や機能だけでなく、その背後にある人やストーリーに共感し、応援したいと感じる心理です。
たとえA屋のラーメンが少し高くても、友人が経営しているという事実が「意味」を持ち、それがファン心理に繋がります。
顧客は、友人であるA屋の経営者に対する応援や、その成功を願う気持ちから、B屋よりもA屋を選ぶことになります。
アクションプラン
自分の商品やサービスにストーリーや人間関係を組み込み、顧客に感情的なつながりを感じさせる要素を強化
顧客をファン化させるスキルが重要であり、目的地と現在地を常に公開すること
目的地と現在位置を共有し、目標を達成する過程を一緒に体験することができます。
アクションプラン
定期的に進捗報告を行い、達成した目標や取り組んでいる課題を共有する
サービス・商品に戦略的に「不便さ」を取り入れること
目的地と現在位置を共有し、目標を達成する過程を一緒に体験することができます。
不便であることは、悪では無い。
不便であるから人と人が助け合い、そこにコミュニティが生まれる。
出典:夢と金 | 西野 亮廣
アクションプラン
サービス・商品に、「不便さ」を戦略的に入れる
NFTの性質とデジタルデータの所有権、ウォレットの存在、コミュニティが必要であること
NFTは、デジタルデータの所有権を証明するための仕組みです。
例えば、あなたが中学生の時に描いた絵を、友達に見せたいと思ったとき、その絵をコピーして友達に見せることができます。しかし、そのコピーがどれだけ増えても、あなたが描いたオリジナルの絵は、あなただけが持っていますよね。
NFTは、そのオリジナルの絵のような、デジタルデータの「オリジナル」を保証するものです。
ウォレットとは、NFTを保管するためのデジタル財布です。
現実世界でお金を財布に入れて持ち歩くように、ウォレットにはNFTが入っています。
ウォレットの中身は、みんなが見ることができます。
これにより、誰がどのNFTを持っているかが分かります。
コミュニティは、NFTの価値を維持するために必要です。
例えば、あなたが持っているNFTが、あるアーティストの絵だとしましょう。
そのアーティストが人気があれば、その絵のNFTも価値が上がります。
しかし、もしアーティストが忘れられてしまったら、その絵のNFTの価値も下がってしまうでしょう。
だからこそ、NFTの価値を維持するために、アーティストや作品を支持するコミュニティが必要になっていきます。
奥が深いNFTですが、コツコツ学びを深めていきます。
アクションプラン
NFTに関して学び、適切な運用方法を理解する
というわけで今回は、以上です!
ここでポチる人とポチらない人の差は、今後ますます広がっていくと思います。
ちなみに、以下のリンクはアフィリじゃないです。
「夢」と「金」は相反関係にない。
僕らは「夢」だけを選ぶことはできない。
「お金」が尽きると「夢」は尽きる。これが真実だ。
出典:夢と金 | 西野 亮廣