理想の自分に近づける「分解思考法」【頑張っても報われない方向け】

書籍

2023年1月14日

理想の自分に近づける「分解思考法」【頑張っても報われない方向け】

この記事は、小さく分けて考える 「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考を参考に書いています。(リンクつける)

「いくら頑張っても、努力が報われない、、」

「自分のやりたいことを実現したい!」

こういった方向けの記事です。

理想の自分が見つかっていない、理想はあるけどふわっとしてて明確でなはい。

この本は、仕事に限らず、自身の漠然とした理想(目標)を小さく分解し、本当に解くべき課題を見つけ、無駄なことを省き確実に結果を出す方法が書かれています。

理想(目標)が曖昧で、まず何をずればいいかわからないまま立ち止まっている方には必見です!

最近のぼく自身の悩みが、キャリアや生き方で理想像はあるけど、それを叶えるための手段が曖昧でモヤモヤしていました。
この本を読むことで手段が明確化されスッキリしました。

さっそく、みていきましょう。

そもそも分解思考法って何?

結論から言うと、理想(目標)を分解し、本当に解くべき課題・問題を明確化する方法です。

この本では、課題や問題は「分解」して考えろと言っています。

悩んでいるのは、現状が大きすぎたり、複雑した要素が絡み合っているからとのこと。

確かに、大きい悩みや複雑な悩みは、抽象度が高く漠然としています。
絡み合ったいた要素を「分解」することで、悩みが明確化され解決までの手段や優先順位も見えてきますね。

「分解」する目的

結論、もっとも効果が大きい取り組みを見つけて行動するため、とのこと。

本質ですね。

「分解」するコツ【一部のみ紹介】

本記事では、本で紹介された「分解」するコツを一部だけ紹介します。

  • ① 一つ上に戻って、全体像を考える
  • ②アイディアを出したい時や抜け漏れをなくしたい時は「反対をとる」
  • ③物事をフラットに考える【自分の気持ちは分ける】

① 一つ上に戻って、全体像を考える

分解して出した結論が正しいわけではありません。

もっと俯瞰して考えたら、他の選択肢がないのか問い直すことができる。

全体像が見えていたら、「こっちの方向性の方が、良さそう」と言う意向にもなります。
また、根本的な課題解決にも役立てれますよね。

②アイディアを出したい時や抜け漏れをなくしたい時は「反対をとる」

思い込みをなくし、広い視野で選択肢を増やすことが大事、とのこと。

その方法が、「反対をとる」こと

例えば、

  • ・短期 ⇄ 長期
  • ・安定 ⇄ 不安定
  • ・現実 ⇄ 非現実

提出した仕事に対して上司から必ず突っ込まれる人必見【抜け漏れ激減】

面白い企画を考えて上司に報告をしたが「スケジュールのこと考えた?」「予算について考えた?」「〇〇のことも考えた?」と指摘されたことありませんか?

大事なことなのに、指摘されてはじめて気付かされますよね。

こう言った悩みは、「反対をとる手法」で解決できると著者は言っています。

例えば「面白い企画」の反対を考えると「堅実な企画」という視点が見つかる。
堅実な企画に含まれている「予算が妥当」「実現性が高い」「納期がよめる」みたいな要素は、面白い企画にも必要不可欠な要素ですよね。

面白いの反対の「堅実的な要素」を加えることで、企画自体もより磨かれます。

③ 物事をフラットに考える【自分の気持ちは分ける】

正しい分解をするには、事実をベースにフラットに見る必要があると著者は言っています。

「自分のやりたい、やりたくない」
は一旦、忘れて事実ベースで正しく分解し、効果のないものは捨てることが重要とのことです。

一つの方法しか考えられなかったり、ほかにアイデアが出てこなかった時には、自分が思いついたアイデアから気持ちを分けてみることが大事です。

この本を読んで行動した結果

結論、理想に近づけるために必要な行動プランが見える化された。
自分の頭の中で思い描いている理想像がハッキリした感じです。

ぼくの場合、「Web制作」と「ブログ」で収益を上げたい、というふわっとした目標がありました。

この本を読んだあとは、「2年後にWeb制作とブログで安定的に月30万円を稼げる状態を作り、フリーランスになる」という具体的かつ期限付きの目標に変わりました。

以下のように「分解」しました。

  • ・2年後にフリーランスとしてWeb制作とブログで30万円稼ぐための必要な条件を書き出す。
  • ・さらに、1年目、2年目にすることを書き出す。
  • ・さらにさらに、1ヶ月にWeb制作とブログに掛ける時間を書き出す。

ざっくり上記の感じで進めましたが、さらに思考を深くするともっと分解できるかなと思われます。
ぼくの場合、やりたいことと、理想の状態がわりと明確にあったので分解数も少ないですが、やりたいことが曖昧な人は、まず自分の叶えたいことから分解すると良きです。

まとめ【思考整理に「分解」は必須】

気持ちがふわっとした状態で行動しても、結果はでませんよね。

漠然とした理想を分解し、注力すべき課題を見える化することで具体的な行動プランが決定し正しい道が作れます。

小さく分けて考える 「悩む時間」と「無駄な頑張り」を80%減らす分解思考は、正しい道の作り方を教えてくれる本です。

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