【簡単】GTMを使ったGA4のイベント設定方法をわかりやすく解説
WEB解析
2023年6月24日
※ユニバーサルアナリティクス(UA)は、2023年7月をもってサポートを終了します。GA4へ移行しましょう。
こんにちは、ゆうきです。
本記事では、Googleタグマネージャー(GTM)を使ったGA4のカスタムイベントの設定方法を解説します。
設定方法は、至ってシンプルなのでぜひ参考にしてください。
なおGA4の導入方法は本記事では解説せず、いきなりイベント作成から解説していきます!
本記事で紹介するカスタムイベント
- ・ページビューの計測
- ・クリックの計測
- ・既存のUAコンバージョンをGA4に設定
目次
それでは、さっそくみていきましょう!
GTMを使ったGA4のイベント設定方法【ページビューの計測】
GTMを使ってGA4を設定する手順はざっくり以下です。
- 手順1:GTM側で「タグ」「トリガー」を設定
- 手順2:動作確認
- 手順3:GTMを公開
- 手順4:GA4でコンバージョンを登録
- 手順5:GA4側で計測確認
1、GTM画面のコンテナから「新規」をクリック
2、任意のタグ名を入力し、「タグの設定」をクリック
3、「Google アナリティクス: GA4 イベント」を選択
4、「設定タグ」を「GA4 設定」を選択
5、イベント名を任意の英語を入力し、「保存」
イベント名の注意点
日本語でも設定できますが、英語が推奨されています。
アナリティクスヘルプ・イベント名には、英語と英語以外の単語および文字を使用できます。
・イベント名の先頭は英字にする必要があります。英数字とアンダースコアのみ使用できます。スペースは使用できません。
出典:アナリティクスヘルプ
6、「トリガー」をクリックし、右上の「+」をクリック
7、任意のトリガー名を入力し、「トリガーの設定」をクリック
8、ページビューの「ページビュー」を選択
9、「Page URL」「含む」「遷移先のパス」を選択・入力し、「保存」
10、「プレビュー」で動作確認をしましょう、問題なければ公開ボタンをポチる
12、GA4画面で「管理」→「コンバージョン」
13、コンバージョン名は、GTMで設定した(5)のイベント名を入力
14、最後にGA4側で計測を確認しましょう
リアルタイム→コンバージョン(イベント名)
GTMを使ったGA4のイベント設定方法【クリックの計測】
今回、特定のクラス名がクリックされた時に発火するイベントを作成したいと思います。
具体的な設定手順は、上記「ページビュー」と同じですが、GTMのトリガー設定のみ違います。
1、GTM画面の「変数」→「組み込み変数」→「設定」の手順で、以下を選択
2、トリガーのタイプは、クリックの「すべての要素」を選択
3、「Click Element」「CSS セレクタに一致する」「クラス名を入力」
※「 *」は、指定したクラス名の要素内を含める、という意味です
設定は、以上です。
あとは「10」から同じです。
既存のUAコンバージョンをGA4に設定する方法
既存のUAのコンバージョンをそのままGA4でも使いたい場合は、「タグの設定」をGA4 のイベントにするだけでOKです。
以上、GTMを使ったGA4のイベント設定方法でした。
UAに慣れている方にとっては、GA4が使いづらいという声もありますが、カスタマイズ性が高いGA4の方が個人的には好きです。